癌・認知症リスク検査(メタロバランス)

\1回の採血でわかる/
メタロ・バランス検査

メタロ・バランス検査とは

メタロ・バランス検査の特徴

  1. 僅か6mlの採血で検査ができます。
  2. MCI(軽度認知障害)のリスクと、がん(男性6種類、女性9種類)のリスクが判定可能です。
  3. 早期のがんにも対応した検査です。
  4. 採血のみの簡便な検査で、事前準備も一般的な採血と変わりません。

血液中の亜鉛など17種の微量元素濃度を測定し、「特定の疾患」があると健康な人の微量元素濃度の違いを統計学的手法で解析することで、その「特定の疾患」を発症しているリスク(可能性)をスクリーニング(ふるい分け)評価し、自覚症状が出る前より早い段階での疾患の発見を目的とするまったく新しい検査です。

この検査は、採血時点でのリスクを評価するものであり、「特定の疾患」について確定診断するものではありません。また、1年後の将来の発症を予測するものではありません。

※「特定の疾患」とは検査項目の疾患(大腸がんやMCI等)を指します。

血液に含まれる17元素

①Na(ナトリウム)

②Mg(マグネシウム)

③P(リン)

④S(硫黄)

⑤K(カリウム) 

⑥Ca(カルシウム)

⑦Fe(鉄)

⑧Co(コバルト)

⑨Cu(銅)

⑩Zn(亜鉛)

⑪As(ヒ素)

⑫Se(セレン)

⑬Rb(ルビジウム)

⑭Sr(ストロンチウム)

⑮Mo(モリブデン)

⑯Ag(銀)

⑰Cs(セシウム) 

メタロ・バランス検査の結果に影響を与える可能性がわかっている疾患

下表の疾患にかかっている方は、自覚症状の有無にかかわらず、検査結果に影響を与える可能性がありますが、検査の対象外とするものではありません。検査対象の疾患ではないにも関わらずMBスコアが高くなる場合があることをご理解いただいたうえで検査をお受けくださいますようお願い致します。また、下表以外の疾患についても検査結果に影響を与える場合があります。

疾患MBスコアが高値となる可能性のある疾患
大腸がん大腸ポリープ、大腸炎、過敏性腸症候群
胃がん胃ポリープ、ピロリ菌感染症、機能性胃腸症、胃・十二指腸潰瘍
肺がん肺炎、肺気腫、慢性閉塞性気管支炎
すい臓がん膵炎
肝臓がん肝炎、肝硬変
前立腺がん前立腺肥大、前立腺嚢胞
乳がん乳腺症、乳腺炎、乳腺線維腺腫
子宮・卵巣がん子宮筋腫、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍
MCI高ストレス、免疫不全症候群、うつ病

【重要】検査を受けるにあたっての注意事項

がんリスク検査は20歳~80歳認知リスク検査は50歳~80歳の日本人を対象として開発されています。対象外の方がこの検査を受けられた場合の結果は参考となることをご理解ください。以下の方はこの検査では判定が困難であるため、検査申込はお控えください。

  1. 妊婦中または出産後6か月未満の方
  2. がん治療中の方、がん治療終了後1年未満の方
  3. 透析を受けている方
  4. 骨折、血液疾患、免疫不全症の方(中性脂肪等による脂質異常症は含まない)
  5. 体調不良の方(睡眠不足、徹夜明け、激しい運動後、ストレス等や、関節痛、帯状疱疹、アレルギー性発疹、鼻炎などの症状がある場合)

検査結果の報告について

検査結果が出るまで、約5週間程度かかります。

検査前の飲食・サプリメント類の制限について

  1. 検査前21時以降、当日の朝を含め絶食でお願いたします。飲酒は検査日前日よりお控えください。
  2. 飲み物(水)は十分にお取りください。
  3. 医師処方のお薬は通常通りに服用してください。サプリメントや市販薬等は、前日と当日の受検前は服用をお控えください。

※飲食や服薬の内容・状況・体質によっては検査結果への影響が無視できない場合があります。

がんリスク検査

男性6がん・女性9がん対象

部位別の検査結果をお知らせ!

がんリスク検査について

この検査は、経済産業省の研究助成金により、神奈川県立がんセンター、千葉県がんセンターと(株)ナノテックの共同研究で生まれました。世界で初めての検査方法で、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、シンガポール、台湾、インドネシアで特許を取得しております。がん以外の病気の検査としても利用できる可能性があり、各大学と共同で、研究を進めています。この検査でリスク判定できるがんは男性6がん、女性9がんです。

がんリスク検査の結果について

それぞれの、がんについて、がんにかかっているリスクをMBスコアでお示しします。MBスコアからがんの種類別にA B C Dの4段階のリスク判定を行います。

認知リスク検査

MCI(軽度認知障害)のリスクを判定

MCI早期発見で認知症予防を!

MCI(軽度認知障害)とは

MCIの段階で発見し適切な対応をすることが大切!

MCI(軽度認知障害)とは、健常な状態と認知症の中間の状態です。認知機能の低下があるものの、支障なく日常生活が送れます。

MCIは、放っておくと1年で10%程度が認知症に移行し、5年で50%程度が認知症になるといわれています。しかし、MCIの段階で適切な対応をすることにより回復も可能です。認知症になると進行を遅らせることは出来ても、完全に止める事は大変難しくなります。

MCI(軽度認知障害)早期発見の重要性

認知症は、前段階のMCI(軽度認知障害)で発見することが大変重要です。MCIには、いろいろなタイプがあります。

アルツハイマー型認知症は、脳に蓄積するアミロイドβというタンパク質が原因といわれており、血液中のアミロイドβを測定し、アルツハイマー型のMCIリスクを検査する方法がすでに開発されております。メタロ・バランス認知リスク検査は、アルツハイマー型だけでなく、全てのMCIリスクを検査することが可能です。

65歳以上の16%がMCIという最新統計も

最新の統計によると日本人MCI総数は、500万人超といわれています。MCIの段階で発見し適切な対応を行うことで、進行を遅らせるだけでは無く、進行停止や回復の可能性も十分あります。

自立できる生活やQOL(生活の質)の高い老後を!

メタロバランス 認知リスク検査が誕生しました

認知リスク検査は、経産省の研究助成金を受けて、大阪精神神経センターこころの科学リサーチセンターと共同研究で誕生しました。3000人のボランティアの協力で、世界的に認められているMMSE認知症テストと比較をした結果、相関があることも実証されました。

認知リスク検査の結果について

認知リスク検査は、MBスコアとABCDの4段階のランクで表示されます。MCIのリスクが一番低いAから、一番高いDまでの4段階です。検査を継続される方は、過去3年間の結果も同時に表示されますので、MCIのリスクの変化が分かります。